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ビジネス本・金融本感想文

おすすめビジネス本・金融本をご紹介

アイデアのちから 著者:チップ・ハース、ダン・ハース 訳:飯岡 美紀

ビジネス本

すごいアイデアは人を動かし、お金を動かし、すべての物事を変える力があることがよくわかる本です。本は350ページ以上あって非常にボリュームあふれる書籍なのですが、読み始めるとどんどん読み進めていってしまいます。

「そういう見方があるのか!」と、目からうろこのお話や事例がもりだくさんなのです。オープニングでいきなりとんでもないお話があります。それを見た人は、少なくとも数か月は印象に残り、文を見ずとも他人に内容を話せるでしょう。それくらいに興味を惹かれ、記憶に深く刻まれるお話が一番最初に出てきます。

これがアイデアが持つ力であり、同時にアイデアを生み出すヒントであることが、それ以降を読み進めていくとわかるのです。

そして、著者のお二人は以上6つのキーワードの頭文字をとって「SUCCESの法則」と名付けています。

実はこの構成そのものが法則であることが、読んでいくとわかるのです。この法則に一つでものっとってアイデアを作り上げていくと、読み手や聞き手の心をひきつけて離さず、自然と引き込まれるアイデアへと変貌していきます。

その例がこの本には多く盛り込まれています。たとえば、スチュワーデスさんが機内の安全設備の説明をしたときに用いたユニークなアイデアなど、実務に即して書かれています。

読んでいくとわかることですが、どれも特殊なものではなく、かといって簡単なものでもないです。

ただし、難しい知識とか特殊なスキルが必要になるわけではありません。
そして、この本はアイデアを生み出すための本ではありません。

アイデアは作れるものだということを教えてくれます。斬新なアイデアが浮かばないとか、いいアイデアが出てこないとか、そういうことに悩むことがなくなります。上記の6つの法則を一つでもいいので盛り込むだけでいいのです。そして、それらで解説されている内容や事例を活用していけばいいということが、読み進めていくとわかるようになるはずです。

SUCCESの法則

自分のアイデアをどうやってブラッシュアップしていけばいいか?が分かります。自分のアイデアをどうやって浮かび上がらせるか?がテーマではないのです。思いついたこと、気づいたこと、埋もれていた小さなタネをどうやって相手に興味を持ってもらうか、心に深く強く刻み込めるか?がよくわかるのです。

そういうアイデアに仕上がるとお客様から注目されたりずっと興味を引き続けることができたり、仕事やビジネスに大きな影響をもたらすようになります。

人の記憶に残るメッセージには、前述した6つのキーワード・法則があることが書かれています。
よくある話で、本の目次を見たり営業マンのセールストークをされているときは、「はいはい、、よく聞く話だ」と感じることがあるでしょう。

しかし、オープニングでの話を読んで、初めて6つの法則が本物であり、いかに日ごろの仕事に必要であるかを知ることになりました。
その話のストーリーを、自分の仕事に置き換えて組み替えるだけでいいのですから、

そして、この本が扱っている『ストーリーを語る』技術というのは本当に重要であり、どんな仕事にもどんなシチュエーションにも活用ができるものです。

それを意識してブログを書いた途端、読者からの反応がそれまでとは全く異なりました。

賛否両論のコメントがたくさん寄せられたり、じかにメッセージを頂けるようになったのです。その体験からも、いかに成功法則が体系化されているかを実感しました。

人々の記憶に残る必要な要素は、ときとして軽視されがちな要素です。そこを軽視しているからこそ、仕事やビジネスで思うような結果が出ないのだということが、この本を読むと実感としてわかるでしょう。
大事なので繰り返しますが、
(1)単純明快である(Simple)
(2)意外性がある(Unexpected)
(3)具体的である(Concrete)
(4)信頼性がある(Credible)
(5)感情に訴える(Emotional)
(6)物語性(Story)
のSUCCESの法則を、しっかりと抑えておくことで、思ったよりも労力を要せずに結果が出るようになります。

多くの事例が盛り込まれているので、すぐに活用できます。あなたが出くわすであろう場面に応じて、すぐに使えます。

アイデアが湧かない、と悩む方には特におすすめです。なぜかというとアイデアは湧かなくても持っているものだからです。本を読めばそれがよくわかると思います。アイデアが湧かないとか、新しいアイデアが出てこない、という方にはお勧めです。

そして、企画力を要する仕事に就いている方にも、ぜひお手に取ってほしいです。企画する際に必要である「目」を養うことができます。つまり、「物事の見方」を体得できるようになります。
先ほども話したSUCCESの法則を意識して物事を見定め、ストーリーを作っていくことで、多くの人の耳目を集められるようになります。企画を立てる上では、注目を集めるということは必ず要求されることです。

注目されなければ、せっかく企画を立てても誰も見てくれないからです。この6つの法則を活用することで、あなたの企画が大きなパワーを持つのです。

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アイデアのちから

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